湘南イラストレーション倶楽部 相浦裕 【ただいま生徒募集中!】

相浦 裕 → 日本人。 長崎県出身。
誕生月日 → 11月23日勤労感謝の日
身長181僉 体重75繊
人間→ O型。温厚。のんびり屋。
好きなもの→ 絵。たまさちゃん。サイクリング。電車に乗ってお酒と美味しい弁当を食べること。ウォールトディズニーの世界。 お好み焼き。寿司。すき焼き。

 たまさ(ちゃん)。
 生年月日: 2010年10月10日。
  Breed: Scottish Fold (三毛猫)。
Eye Color:  Gold。
  性質:  気まま。自分勝手。
  長所:  とてもかわいい。
■N―「日本一周」。先にA〜から順にNまでを読んで下さい。 相浦裕です。
 

 

ドキッとしたおじさんは笑顔で「おいは石鹸ば忘れたっちゃん、若者よ、悪かばってんが、おいに石鹸ば貸してくれん?」とまた話しかけてきた。

 

「そがんですか。よかですばい。つこうて下さい。」と意識的に地元の人の言葉を言って自分の石鹸を手渡した。

「あら〜おにいさん、優しかたい。ウチの組織に入らんね。」と言って嬉しそうに石鹸を使った。「はい。ありがとうございます。」と無難な返事をしておいた。

 

おじさんはニコニコしてうなづいた。 

そして ひと通り体を洗うとそのおじさんは湯船へ向かった。

とその時、背中が見えた。

そこには美しく生き物のように登る龍が描いてあった。

まさに登り龍の入れ墨だ。素人さんとは違う世界の御人だ。

その登り龍のおじさんは湯船から上がると「おにいさん、もうおい達はお友達ばい〜。」

と高らかに言うなり、ゲラゲラと笑っていた。

こちらも「は〜、はい。」と無難に笑っておいた。

 

その直後から 次々と銭湯に入ってくる人がいた。

最初に入ったおじさんへ「チョース」みたいなわけのわからない声を出して挨拶している。

どうもこの登り龍のおじさんはこの世界でのボス的な偉い人のようだ。

 

そして5人、10人ついには20人ばかりが次々に入ってきた。

脱衣場ではみんなジャージ姿だが服を脱ぐと全員綺麗な色の入れ墨をしていた。

なんということか。こんなに大量の組員さん達と銭湯でご一緒することは生まれてはじめてだ。いや、銭湯でなくともどこかでこんな組みの関係者と一同に会したことはない。

 

「あら〜おにいさん、優しかたい。ウチの組織に入らんね。」というのはもしやスカウトされたのか?そして「おにいさん、おい達はお友達ばい〜。」とその世界のボスからお墨付きの確認をされたのか?

ただこの世界の人は礼儀正しい。サングラスしているなら外して挨拶する。

帽子を被っているとちゃんと脱帽して頭を下げている。

平凡な一般市民の素人がサングラスを外したり脱帽できないで挨拶をろくにできない礼儀知らずの人を見かける。その点は見習いたいような気分になった。

 

博多で疲れを取ろうとしたが、風呂に入りすぎて逆上せたせいか、これじゃ一層疲れてしまったので 博多を離れ北九州方面へペダルを走らせた。  

相浦裕です。

 

| 相浦 裕 | - | 22:53 | comments(0) | trackbacks(0) |









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