湘南イラストレーション倶楽部 相浦裕 【ただいま生徒募集中!】

相浦 裕 → 日本人。 長崎県出身。
誕生月日 → 11月23日勤労感謝の日
身長181僉 体重75繊
人間→ O型。温厚。のんびり屋。
好きなもの→ 絵。たまさちゃん。サイクリング。電車に乗ってお酒と美味しい弁当を食べること。ウォールトディズニーの世界。 お好み焼き。寿司。すき焼き。

 たまさ(ちゃん)。
 生年月日: 2010年10月10日。
  Breed: Scottish Fold (三毛猫)。
Eye Color:  Gold。
  性質:  気まま。自分勝手。
  長所:  とてもかわいい。
■O―「日本一周」。先にA〜から順にOまでを読んで下さい。 相浦裕です。
 

博多は山王近くの銭湯ではえらい目にあった。

やくざ屋さんだらけの銭湯に入ってしまったのだ。銭湯から出てもまだ新人の礼儀正しい若者の組員が銭湯の周りをガードマンみたいに立っていた。ただガードマンと違うのは着ているものの上下がジャージ姿だということだ。

 

今度は北九州にきた。特に小倉は怖い。製鉄工場や筑豊炭田も近い。

昔は巨大な炭鉱の町だ。炭鉱博物館を見学したが広いってもんじゃない。

市そのもの全部が炭鉱で想像以上の巨大炭鉱街だ。

いわゆる肉体労働者の街で戦後日本経済の土台を支えてきた場所だ。

 

ここでたまたま通り過ぎようとしたところに田川美術館があって「山本作兵衛」さんの絵の展覧会が開催されていた。

このあたりの美術家の作品展も何かの縁だと感じて見学してみようと思った。

 

そんな何気ない見学が自分の人生に与える強烈な印象となったことは間違いない。

「山本作兵衛」さんは画家ではなく定年退職までここ筑豊炭田において炭鉱採掘労働者の一人だったに過ぎない方だった。

絵の世界ではド素人と言っても過言ではない。

 

それがこの「山本作兵衛」さんの炭鉱労働者としての長い長い体験を誰かに訴えたくて見てもらいたくてたまらない心の叫びがあった。

それが定年退職されて時間ができたとき絵は素人でも炭鉱で採掘していた頃の苦労していた労働の場面。

炭鉱独特の事故・事件・男同士の喧嘩・しきたり・山に囲まれて逃げ出せない社会風土。そして家族の生活場面。それを後世の人に訴えたい、というそのこころの叫びだけは誰にも負けないくらい強い思いがあった。

 

グラフィックデザインの最たる例か究極的グラフィックと言ってもいいだろう。

「山本作兵衛」さんが絵にしたとき絵の技術以上にこころの叫びが絵に出てきた。

これを見た瞬間、とにかく感動というか色んなことを考えさせられた。 

絵の表面上の美しさより現実のリアリティーが強く出ていてたまらないものがあった。

写真もないに近い時代。文章にするより絵に声が出ているような描写。

その強いインパクトは今までどこにも存在しないし

比較できないくらいすごかったのだ。       相浦裕です。

| 相浦 裕 | - | 22:43 | comments(0) | trackbacks(0) |









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