湘南イラストレーション倶楽部 相浦裕 【ただいま生徒募集中!】

相浦 裕 → 日本人。 長崎県出身。
誕生月日 → 11月23日勤労感謝の日
身長181僉 体重75繊
人間→ O型。温厚。のんびり屋。
好きなもの→ 絵。たまさちゃん。サイクリング。電車に乗ってお酒と美味しい弁当を食べること。ウォールトディズニーの世界。 お好み焼き。寿司。すき焼き。

 たまさ(ちゃん)。
 生年月日: 2010年10月10日。
  Breed: Scottish Fold (三毛猫)。
Eye Color:  Gold。
  性質:  気まま。自分勝手。
  長所:  とてもかわいい。
◆「NHK美術センター」と「日本電気デザインセンター」 相浦裕です。
 

日本一周を無事に果たそうとした前日の帰途、

静岡の緑に映えた茶畑の間から富士山が見えた。

 

日本晴れの雲一つない真っ青な空の背景に 真っ白で雄大な富士山が目に飛び込んできた。

本当に美しかった。見とれてしまった。

 

「これから始まる 未来の新しい出来事達との出会いは素晴らしいぞ。」

と富士山が言ってくれて 予感させているようにも見えてきて何となくゾクゾクしてきた。

 

東京へ帰宅し あらためて今後のことをよく考えてみた。

夢であるイラストレーターにすぐには ならないほうがよいだろう。

まずデザイン会社で勉強と修行を積み デザイン業界の全体像を把握して

イラストレーターの役目、立ち位置を知ることからはじめようと考えた。

 

就職活動はすぐにスタートさせた。

会社を選択するためには いろいろ悩み迷った挙句、希望としては

「NHK美術センター」と「日本電気デザインセンター」に絞った。

早速、履歴書を作り応募した。でも応募したあとに自信がなくなってきた。

しばらくして会社から同じ月で別々の日に両社から入社試験日が指定通知された。

 

「NHK美術センター」は筆記試験と実技試験があり 最後に面接があった。

面接は12〜13人の役職者達が面接官としてズラッと机の向こうに座ってこちらを凝視している。すごい面接官の人数だ。これだけでかなり緊張してしまった。

ニコニコ笑顔で話したつもりだが 緊張ばかりが全身を包み 自分のよさは発揮できなかった。 これは芳しくない結果になりそう。

 

次の会社は 「日本電気デザインセンター」での試験だった。

受験会場には錚々たる顔ぶれの受験者達80人前後が 待機していた。

こんな会場に入ったとたん、「あ〜自分はこの会社は無理だ。絶対落ちる。もう帰りたい。」

と即座に思った。

如何にも日本電気という大企業にピッタリな眼鏡にその風貌。頭の切れがよさそうな人たちばかりだ。この中でたった ひとり だけしか合格内定を授かれないのだ。大難関だ。

そして試験の最中「なんでこの会社へ応募したんだろう。無理に決まってる。時間と労力が無駄だった〜。」と強く後悔して悲しくなってしまった。

実技試験の内容は 「創造する未来建築。」 そんなのわかるわけがない。

あたまにきて、これも時間つぶしをするしかないと思い、まん丸のビルにインテリアもすべてまん丸な円を中心とした建築物を 自棄のヤんパチで強く濃ゆい鉛筆で描いた。

面接の順番が回ってきた。

以前、作ったモデリングペーストの素材のケーキを持ち込んだ。

日本電気デザインセンターでの業務内容とはほど遠いまったく分野の違う頓珍漢な作品を見せてしまったのだ。 こんな作品見せる人は過去にも未来にもいない。

 

日本電気の社長はじめ役職者の面接官15人あまりが一斉に苦笑いをはじめた。

面接官達も戸惑いを隠せないのだろう。

「恥ずかしい〜〜。」顔は赤く紅潮し胸の中は恥ずかしさで一杯になった。

 

もうこうなったら破れかぶれだ。

面接でいろいろな質問を受けても気持ちが開き直っているため

どんな難問も思いつくままにスラスラと答えておいた。

もしかすると面接官から見ると自信たっぷりの人間に見えたかもしれない。 

 

自分にとって「NHK美術センター」と「日本電気デザインセンター」は憧れの仕事場でしかなかったようだ。特に「NHK美術センター」はテレビで見ていて番組の終わりにテロップで番組制作「NHK美術センター」と出ていた。

自分もこんな番組制作に携わりたいなという気持ちになったことがある。

 

この日の帰り道、地平線の向こうに沈む赤い夕日を見ながら「あ〜残念だったな〜」と

今回の就職を諦めた。

相浦 裕です。

| 相浦 裕 | - | 22:33 | comments(0) | trackbacks(0) |









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